昨日、2月にお亡くなりになった中国人Sさんのお母さんの追慕式が行われましたが、その前日に追慕式の動画作成を依頼されました。
昨年8月にハートフルコーラスの動画をコーラスメンバーと私、息子も少し手伝ってもらい制作したこともあり声がかかったのですが、只今ひとこと言うと「うるさい!」、世の中ちょっと斜めに見て意見する現在中2の息子がどれくらい協力してくれるのか…疑問を抱きつつ帰宅したのでした。
息子に伝えると最初は「お母さんがやれば~」とつれない返事。「時間がないから、私だけじゃできないの。大切な式だからお願い。お小遣い上げるから♡」
お小遣いにつられて少々興味はもったものの、最初はのらりくらり~。以前制作したときに使ったスマホのでは一晩中の完成は無理そうなので、PCの動画ソフトでやることになりその扱いに戸惑っていたところ、やっとやる気になって2人の動画作成が始まりました。
最初はちょっと険悪な感じもいろんな問題がおきて、いつの間にか助け合い精神に。すると意外な息子の姿がみえました。
造影の画像をいろいろ試して動きがおかしくなり思わず爆笑したりしても「故人に対して失礼だけど…」とか「この写真はさすがにジ~ンとくる」と配慮が感じられる言葉がでたり、時間がないと文句を言うものの「これはもう少しこうしたほうがいい」と納得するまで何回もやり直したりとか。なんでも「だるい、めんどくさい、なんで挨拶しないといけないの?」と言って、不愛想だったり、なるべく簡単で終わらせようとする面しか見ていないので、「へ~」と関心することばかりでした。そして今回息子は、動画のほとんどを作成できて手応えを感じたようでした。
一年ちょっと前まで小学生…、中学生になり体の成長とともに心の成長も伸び盛り、自立に向けて自分でいろいろなことを取り入れて考える年になったのだと感じました。そして、親の価値観を押し付けてたかな~と反省しました。
今のところ孝道の勉強会などの参加はいやがる息子ですが、間接的にでもかかわることでいい刺激をうけているようですし、皆様から喜ばれたのもうれしかったようです。このような機会をいただいて感謝です。(photoは、動画で使用したもので桜並木はFさんのご主人が撮影,マーガレットは山口県在住のTさん提供)
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